カウンセリングを受けることはアメリカでは日常のこと

日本では、悩みを人に相談すること自体慣れていない方が多いです。また、カウンセリングを受けることは精神的な弱さを表しているという誤解もまだ残っています。

しかし、アメリカでは、健康な人でもカウンセリングを受ける習慣があります。人生を一生懸命生きていれば悩みはつきものです。悩みを一人で抱えているとなかなか解決できないことがあります。そんな時、第三者に悩みを話して心の整理をすることで、悩みの解決策が見えてくる可能性が高まります。

全ての人に潜在的な問題解決の力がある

ずっと悩んでいると答えが無いように感じる場合もありますが、全ての人に潜在的には問題解決の力が備わっています。身体に自然治癒力があるように、心にも自然治癒力があるのです。

悩みで心の中の迷路に入っているのは事実です。でも、身体の調子を整えて穏やかな呼吸ができる状態の中、悩みを整理し、何を問題と感じているのかを理解していくと、自然と「こんな考え方もできるな」「こうしたらいいのかな」という答えが自らの内側から湧き上がってくるものです。

お客様の内側に眠っている答えを上手に引き出すのがカウンセラーの仕事です。正論をいくら言ってもお客様が受け入れられなければ意味がありません。お客様の内側から自然に気付きがでてくることが、本当に解決するためには必要です。

カウンセラーがアドバイスをすることもありますが、カウンセリングとは基本的に自分の中にある答えや本当の気持ちを見つける場です。

お客様の気持ちや意思を尊重します

お客様の意志を最大限に尊重してお話しをうかがいます。たとえ正論であっても、一方的に決めつけたり、指示をしたりすることはありません。お客様のペース、意志、タイミング、発言の自由を大切にします。それは、お客様の中の潜在的な問題解決の力を引き出すことがカギであると考えるからです。

お話くださったことは誰にも言いません

お話くださったことは、たとえ家族であっても私から言うことはありません。ですから、誰にも言えないことでも、ぜひ安心してお話ください。